住宅に蓄電器の必要性とは
近年、自然エネルギーへの関心が高まり、太陽光パネルなどの自家発電システムを設置する家庭が増えています。しかし、自家発電した電気を効率的に使用するためには、蓄電器の設備が必要です。そこで今回は、住宅に蓄電器を設備することのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
住宅太陽光発電に付随した蓄電器メリット
・自家発電の電気を蓄えることで、電気代を削減できる。
・自然災害などの際に、停電時にも電気を利用できる。
・電力需要がピークの時間帯に、蓄電器に蓄えた電気を使用することで、電気代の削減が可能。
住宅太陽光発電に付随した蓄電器のデメリット
・蓄電器の導入費用が高いため、初期投資が必要。
・蓄電器の保守管理が必要。
・設置スペースが必要である。
売電収入の増加について
住宅に蓄電器を設備することで、売電収入を増加させることができます。ただし、その有効性は以下のような条件によって異なります。
・自家発電で余った電気を売電する場合、自家発電で使用した電気の削減効果が売電収入よりも大きい場合がある。
・電気代が高く、売電価格が安い場合は、売電収入が電気代の削減効果を上回る場合がある。
・電力会社によっては、売電価格が高いプランを用意している場合があるため、そのようなプランを利用することで、売電収入を増やすことができる場合がある。
我が家が太陽光発電で蓄電器を設備している理由
・売電価格が17円(2022年契約)だった。
・昼間は太陽光発電の電気をそのまま使用したとしても、夜間は買電する必要がある。夜間の買電価格が売電価格よりよりも低い、またもっと低くなる可能性が考えられたため
上記の理由により、売らずに溜めて、買わない選択ができる蓄電器を設置した。
結果我が家では電気代高騰にもかかわらず、電気を購入する量が少なくランニンングコストが良いという印象です。
住宅太陽光発電に付随した蓄電器の必要性 結論
太陽光発電を有効に使うために蓄電器は有効です。太陽光発電で作った電気を売電価格が低迷している今、売らずに溜めて昼間の買電価格が高い時間や夜間太陽光発電ができない時間帯に使用することで、その効果を発揮できます。
ただし、売電収入が有効であるかどうかは、購入する電気の価格や売電価格によって異なります。(近年段々と下がっています)それを踏まえて、自分にとって最適なプランを選択することが大切です。
以上のように、住宅に蓄電器を設備するメリット・デメリットと売電収入増加の有効性について解説しました。蓄電器の導入を検討している方は、自分のライフスタイルや家庭の電気利用状況を考慮した上で、判断することをおすすめします。
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